FXに関連する事件のその後

悪質なFX会社が存在する
過去に、取引高に応じたキャッシュバックキャンペーンがあると宣伝して利用者を集めておきながら、実際は利用者の取引に難癖をつけて、口座を強制的に解約させて、キャッシュバック金を一切支払わないというFX会社がありました。
そしてFX会社と利用者の間で裁判が行われ、すでに被告が原告に150万円を支払うという結果が出されています。
このような事件が実際に起こっていますし、いつ自分が巻き込まれるかわかりません。
だからと言って、FXが怖いものだと認識しないでください。
最初から事件に巻き込まれないように気を付けて取引を進めていれば、安全に利益を増やすことができます。
そのために、起こり得る事件について調べましょう。
詳しい判決の内容
今回の事件の判決で重要なポイントとなったのは、悪質なFX会社が主張していた、利用者はツール等取引をしていたという部分になります。
ツール等取引をしていたから利用者の口座を強制解約したと悪質なFX会社は訴えていましたが、実際に利用者が行っていたのは他のFX会社のツールを使ったり、手動で取引をしたりすることです。
裁判では、これは強制解約ができる条件を満たしていないと判断されました。
そのためキャッシュバック金の支払いを拒否することは許されず、利用者の請求を全て認めたという結果になっています。
ちなみに今回の事件はFX関連で初めての大きな事件で、これからの取引や、FX会社の経営が見直されるいいきっかけとなりました。